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2006-06-06

お母さんへ

お母さん、元気ですか

空での暮らしはどうなんだろう

楽しい毎日、送っていますか

お父さんに甘えられて困ったりしていませんかww

もう10年になるんだね

会えなくなって、とても悲しくて辛くて、この季節はわたしにとって、一年で一番心身ともに不安定な時期になりました

この10年間、「もうすぐあの日が来る」って、カウントダウンが始まる気がして、息ができなくなりそうで、胸がしめつけられているようで、ほんとに毎日涙が出ない日がないくらいに苦しかった

6/4に、電話をもらいました

「姉ちゃん、お母さんな、もうダメてばい」

頭が真っ白になり、泣き崩れるわたしを、わたしが泣いているからびっくりしても大泣きしながら手を握ってくれたのはりんちゃんなんだよ

その手があったから、気をしっかり持てて熊本へ飛んでいけました

翌日、病院で会ったお母さん、

苦しそうだったね、ほんとに苦しそうだった

倒れる前に、電話で「半年も会わないなんて初めてだね」、そう言って二人で笑いあったでしょう

半年ぶりに会うお母さん、苦しいはずなのに、それを我慢していつもの優しい笑顔はそのままなのが、よけいに痛々しく感じました

春休み、家族三人で旅行したくて、ディズニーランドに行ったんだよね

旅行といえば、熊本へ帰る、それが当たり前だったから、ちょっと息抜きして遊びたいなって思ったの

でも、行かなければよかった

その思いが、この間、ずっとわたしを苦しめています

りんちゃんと二人で帰省していればよかったのに…

りんちゃんの歩いている姿を、お母さんに見せてあげられて、三人でお散歩もできたし、お買いものにも行けたのに…

苦しんでいるベッドの上から、りんちゃんの歩いている姿を、お母さん、じぃっと見ていたでしょう

手をつないで、一緒に歩きたかったよね

5月の連休には、お父さんの退職記念で、こっちに初めて二人で来てくれるってわかってたから安心してたんだ、すぐ、会えるって…

ごめんね、

会いたい気持ち、ほんとにわかってなかったと思う

ちゃんと、受け止めることができなかった悔いがずっと残ってます

病室を出るとき、力なんて残ってないのに、りんちゃんとわたしに手をあげてくれて、「りんちゃん、またね」って言って、バイバイしてくれたでしょ

強くて優しい気持ち、たくさん感じました

そして、10年前の今日、お母さんは旅立っていってしまいました

最後に何か言いたそうにしていたよね

何が言いたかったんだろう

どうやっても、聞き取ることができませんでした

「もうすぐ、よくなるけん、待っとってね」

そう言い続けたお母さん、自分が逝ってしまうのが信じられないって思ってたんじゃないかな

だから、どうしても、「まだ、逝きたくない」、そう言っていたように思います

そう言ったらお母さんの妹、けいこおばちゃんは「みんな仲良くね、ありがとう」って言ったんだよ、そう言ってくれました

「姉さんは、優しい人だから、みんなを苦しめることは決して言わないよ」って…

今まで、とてもそんな風に思うことはできなかった

でもね、この頃、もうわたしのこの思いは手放してもいいかなって感じるようになったんだ

お母さんは、いつも一緒にいる

わたしがいる場所に、わたしがいて欲しいときに、一緒にいる

お母さん、これってどういうことかな

お母さん、これはどうしたらいいかな

お母さん、お母さん、お母さん…

いつも対話してるよね

だから、お母さんのことを思いだしてボロボロ泣くのは、これで終わりにできる

今の自分を大事にして、

一緒に暮らす連れあいさんと、りんちゃんといっくんを心から愛して、

日々の暮らしを生きていきます

お母さん、さよなら

そして、

あらためて、こんにちは

これからもよろしくね

お母さん、大好きだよ

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コメント

お母さまはずっとそばで見守ってくれているはず。そして叔母様の言われるようにありがとうと言われたのだと思いますよ。そして元気でねって。私もそう思いつづけています。
お母さまはかずさん達親子が幸せいっぱいでとても喜んでいらっしゃると思います(^^)

投稿: puffpuff | 2006-06-06 12:32

人って死んだらどうなるんだろって考えてしまいます。みんなどうしてるんだろうなぁー?

投稿: バツイチ女のひとり言 | 2006-06-06 14:41

今日がお母様の命日なんですか?
かずさんにとって、10年間。
この時期は辛い思いをされていたようですね。

子供が出来て、自分の見る目線が変わったな、とおもいます。
自分がもし、かずさんのお母様と同じような状況に立ったら、きっとかずさんが里帰りされなかったことを
後悔しているのを感じて、反対に胸が苦しくなったのでは?
と思います。
きっと子供が元気に自分の話を孫としてくれていたり自分の誕生日を思い出してくれている方が
見守ってくださるお母様もうれしいのではないでしょうか。

10年目の今回を気に、また前向きに行かれるかずさんは素敵だと思います。
これからもお母さんとの楽しい思い出をりんちゃんやいっくんと
是非、お話してください。

投稿: しま | 2006-06-06 14:45

父が死んだときは無性に悲しく
 
母が死んだときは無性に虚しかった。
 
言葉に出来ない想い、
 
楽しい日々の思い出。
 
故人に対する思いを馳せながら
自分の生きる道しるべとする。
 
楽しかった日々が
いつまでも色あせず
ココロの中に活きている
 
今日と言う日が
いつまでも大切に彩られるよう
お祈り申し上げます。
 

投稿: 宗右衛門 | 2006-06-06 20:35

かずさんこんばんは。

おかあさんって特別ですよね。
そしておかあさんはあたたかい。
おかあさんはやさしい。

だから大丈夫ですよ♪
   ↑
これは少し前のかずさんへ

おかあさん、よろこんでますよ♪
   ↑
これは今のかずさんへ

投稿: こぱん | 2006-06-06 20:38

こんばんは♪
今日は、暖かくて優しいコメント
ありがとうございました!
少し、回復してきました。

今日、お母様の命日なのですね。
ボロボロと涙するのは
終わりに出来る、、、。
そう思えるまで
さまざまな思いがあったんでしょうね。

ご家族が仲良しだから、きっと
お母さんも安心されてることでしょう。
かずさんのブログを
見ていると、いつも
ほんとに仲良しだな~って感じます。
早くにお母様をなくされた分
きっと、たくさんの幸せが
かずさんを、包んでるんでしょう、、ね。


投稿: koharu | 2006-06-06 23:21

うちの父は去年の元旦に亡くなりました。
いろんな後悔が今でものしかかるくらいあります。
時々、写真に おとうさん と呼びかけています。

投稿: minigarden | 2006-06-07 01:03

いつまでも悲しみ続ける事は、亡くなった方に対して、とても失礼な事かなと。
ここ数年で、至った結論です。
でも、自分が誰かを失った時。
本当にそれに気付けるかどうか・・・
かずさんは、お気づきになったのですね。
かずさんご家族が幸せならば、きっとお母様も安心されると思います。
喜ばれると思います。
これからも仲良しな家族で、幸せな日々をお過ごし下さいね。

投稿: ふっきー | 2006-06-07 19:28

10年って、長いようで短いようで。
私にはまだ重い命日がありません。
でも、そのへんに迫ってきているのは肌で感じているんです。
心の整理、けっこうやっかいなんですよね。
記憶の形も変化するし、翻弄されっぱなしです。

投稿: △イチおじさん | 2006-06-08 07:17

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