« のんきな一日♪ | トップページ | ひびき »

2006-12-04

茨木のり子、遺稿

詩人、茨木のり子さんの遺稿が、来年2月の命日に出版されるそうだ

「歳月」と題した詩集に、40編の遺稿がまとめられる

  新婚の夜のけだるさのなか

  わたしは思わず呟いた

  どちらが先に逝くのかしら

  わたしとあなたと

          (「その時」より)

    *朝日新聞夕刊の記事より、書き写しています

茨木のり子さんの詩というと、戦後の社会のありようを厳しく問うというイメージが強いように思い

凛として、背筋を伸ばし、厳しい瞳の奥に優しい光

強く生きていきたいと願う、たくさんの女性に勇気をくれる

わたしも、たくさんの勇気をもらってきた

その彼女が、75年に死別した夫への深い愛情を綴った詩を遺していた

生前に出版しないのは、「照れくさいのよ」っていうのが理由だったそうだ

わたしたちが知っている彼女とは、また、別の彼女

また、再び、茨木のり子さんに出逢える

来年の2月、この詩集に出逢えるのを心待ちにしていよう

わたしは、何を感じることができるだろう

想像するだけで、心が大きくふくらんでいく

自分の感受性くらい 自分の感受性くらい

倚りかからず 椅りかからず    

|

« のんきな一日♪ | トップページ | ひびき »

「日々の暮らし」カテゴリの記事

コメント

かずさん、こんばんは。

これは是非とも手にしたい一冊ですね。
こぱんは茨木のり子さんの詩が大好きです。
「自分の感受性くらい」は一番好き。
落ち込んでいる時凹んでいる時に
必ず読んで、自分に喝入れてます。
さくらの詩も好きです。

とても良い情報ありがとうございました。

投稿: こぱん | 2006-12-04 23:33

どちらが先に逝くのかしら…
本当は相手を見送ってあげたほうがいいんだろうな。
でも…私は早いところで切り上げてもう一つの幸せを選んでほしい気もする。

投稿: puffpuff | 2006-12-05 14:19

茨木のり子さんむかしうりんこ劇場に来て下さいました!サインもらっとけばよかった。自分のチャンスくらい自分でみつけなさい馬鹿者よですね。

投稿: datch | 2006-12-06 15:14

こんにちは
本当に来年の2月・・待ち遠しいですね。
私の田舎には本屋さんがなくなってしまいました。
もっぱら今はネットで本の購入が増えました

どちらが先に逝くのかしら・・・
きっと誰もが思うことでしょうね。
私も相手を見送ってからのほうがいいのだと思う気持ちもあるけれど
やっぱり大切な人を亡くすのは辛いから
自分が先でもいいかな??
なんて最近は思ってしまいます。

投稿: satsuki | 2006-12-06 15:58

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/53019/4429665

この記事へのトラックバック一覧です: 茨木のり子、遺稿:

« のんきな一日♪ | トップページ | ひびき »